さて、「エバークエスト3」の発表を2023年の予測リストに載せていたのは誰でしょう? 今夜のみんなの先見の明に、ハーフポイントを差し上げます。
確かに、この「エバークエスト」という長寿のMMORPGの製品シリーズの新作は長い間噂されてきました。少なくとも2018年以来ずっとです(2018年のDaybreakは面白くありませんでしたが)。実際、2019年当時、ホリー・ロングデール氏はまだこの製品シリーズには「未来」があり、Daybreakは「厳密なリメイク」ではないものの、「間違いなくエバークエストというタイトルで何かをやります」と約束していました。しかし2019年以降、ホリー・ロングデイル氏自身がもはやDaybreakを退職してしまったことを皮切りに、多くのことが変わってしまいました(ちなみにホリー・ロングデイル氏は現在、Blizzardの副社長として「World of Warcraft」をプロデュースしています)。もちろん、Daybreakは2020年にスウェーデンのゲーム投資会社であるEG7に買収され、それ以降はDaybreakの幹部が内部から引き継いでいます。そしてEG7は過去3年間、「エバークエスト」の旗の下で未発表のプロジェクトを宣伝してきました。
Daybreakがここ数年「エバークエスト」の世界観を持ったゲームの開発に取り組んでいることが、今朝のEG7の「Capital Markets Day」の配信で初めて確認されました。ちょうど2:18:00のあたりで、CEOのジ・ハム氏が開発中の3つのタイトルのスライドを示し、そのうちの1つが「エバークエスト」のものであることを明らかにしました。しかし、同社はまだ(何年経っても!)「アイデアの段階」であり、この理論的な投資を目にするのは2025年、発売目標は2028年であることを明らかにしています。ハム氏は「エバークエスト」を同社の「最も重要な製品」と称していますが、それでも実現しないかもしれない、これは同社が望んでいることに過ぎない、とすぐに(弱気な)な補足をしています。
面白いことに、もし今日「エバークエスト3」を発表すれば、たちまち世界的なゲームニュースになるだろうとハム氏は言います。残念ながら、我々メディアはハム氏の正しさを証明する手助けをすることになりそうです。
今回の発表で特筆すべきは、EG7が「H1Z1」の復活を望んでいることです。2024年前半にリメイクの制作を開始する構想段階とのことです。
過去2回の「エバークエスト」の失敗を経験した者ならわかると思いますが、ゲームが手元に届くまでは、期待しないほうがいいでしょう。もしかしたら、それさえもないかもしれないから。