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KDDIは22日、6月上旬の大規模な通信障害で数百万人の利用者に通信が全くできない時間があったとして、損害賠償する方針を明らかにした。音声通話のみの契約でデータ通信ができない携帯電話の利用者が中心で、高齢者が多いとみられる。賠償の支払い対象外となる利用者にも「おわび」などの名目で何らかの対応をするかどうか検討し、29日の決算発表記者会見に合わせて公表する。
損害額は、契約しているプランの基本使用料や、直前6カ月間の利用実績などで決まる。例えば、基本料は音声通話のみの「ケータイプラン」だと1265円で、2日間使えなかった場合の損害額は単純計算で80円程度とみなされる。障害では、最大で契約全体の6割に相当する3915万回線に影響が出た。