この夏、旧システムのサポートを打ち切ると発表した「EverQuest II」は、約束された64ビットサーバーとクライアントへ移行しました。この変更は昨日から実施され、長期にわたる継続的な開発と全体的なパフォーマンスの向上を可能にするために、少し近代化することを目的としています。
Darkpaw Gamesの開発チームは、64ビット移行が完了したという発表の中で、64ビット移行を踏まえて現在計画していることを述べています。
このアップデートにより、お客様のコンピューターと弊社のサーバー上のメモリをより多く利用することができるようになります。以前は、物理メモリや仮想メモリがどれだけあっても、使用できるのは4GBに限られていました。64ビットのサーバーとクライアントでは、最大16EB(エクサバイト)まで使用できるようになり、安定性が向上し、一部のプレイヤーが過去に経験したメモリに関連する重大なパフォーマンスの問題に対処できるようになりました。
「エバークエストII」は、この1、2年の間に旧式・旧型システムのサポートを打ち切った数多くのゲームに加わります。これには「Neverwinter」や「Star Trek Online」「EVE Online」などが含まれます。「Guild Wars 2」や「The Lord of the Rings Online(LOTRO)」などの他のタイトルでは、オプションを追加したり(「Guild Wars 2」では、DirectX 11に対応)、積極的にサポートされていなかったクライアントのサポートを正式に終了したり(「LOTRO」では、Mac版のクライアントサポートを終了)する変更が行われています。
特に、発売当時に現在では珍しくなってしまったシステムに対応していた場合、長く続いているゲームでは(サポート終了を)考慮しなければならない問題です。とはいえ、コミュニティを疎外するようなことは避けたいので、これまでのデータはそのために役立ちます。
ということで「EverQuest II」が正式に64ビットへ移行したことで、2022年に向けて約束されたロードマップにさらなる変化が期待できるようになりました。その中には、近日登場の18周年記念イベント、夏のイベント(明日から始まる「炎天祭」など)、そして12月に登場する次期拡張パックなどがあります。
64ビット版の公式アナウンス、最新のシステム要件と推奨環境は、EverQuest IIのページでご確認ください。