Daybreak Gamesの親会社であるEnad Global 7は、開発中の「マーベル作品に関するプロジェクト」を開発中止し、代わりに本作に充てられていた資金を現在のプロジェクトに投資することで分散させると発表しました。
この発表は米国で火曜日の深夜にプレスリリースを通じて行われ、EG7はプロジェクトの規模と範囲を再評価した結果、取締役会がこの変更を決定したと述べています。
EG7は本日、Daybreak Gamesにおける「マーベル作品に関するプロジェクト」の開発を中止することを発表しました。開発リスクの再評価、投資規模、グループの長期的な製品ポートフォリオ戦略の再評価に基づき、取締役会は開発の優先順位を変更し、グループ内のリソースを別の長期プロジェクトに集中するよう再配置することを決定しました。
そのため、5億クローネ(約64億円)以上の資金は、現在の製品の強化だけでなく、「新しいゲームの機会」への資金として使用されることになるようです。EG7によると、これにはThe Lord of the Rings OnlineとDC Universe Onlineの大規模なアップグレードも含まれるとのことです。
これが「マーベル作品のMMO」が完全に死んでしまったことを意味するのかどうかは長期的にはわかりませんが、Daybreakがその製品を開発することはもう無さそうです。このニュースは、Dimensional Ink GamesのCEOであるJack Emmert氏が、中国のデベロッパーNetEaseと共に「Jackalope Games」を設立するため、今月初めに同社を退社したことを受けてのものです。特にマーベル作品のMMOプロジェクトは、同じDimensional Ink Gamesが開発中だっただけに残念です。