2021年7月24日(土)、長年にわたって高い人気を誇ってきた「Dark Age of Camelot(DAoC)」の無料サーバー「Phoenix」が、8月末までに閉鎖されることが発表されました。「Phoenix」のフォーラムに投稿された「The Sky Is Really Falling This Time」というタイトルの記事の中で、無料サーバーの開発者の一人であるgruenesschaf氏は、今回の決定の理由とサーバーに残された時間軸について説明しています。gruenesschaf氏は、無料サーバーであろうとなかろうと、どんなオンラインゲームでも宣伝の期間が終わり、プレイヤーの関心が薄れてしまうと、プレイヤーの人口が少なくなってサーバーを維持出来なくなる時期が来る、とやや宿命的な言い方で説明しています。
もちろん、この点に反して、公式の「Dark Age of Camelot(DAoC)」サーバーは今も稼働しており、2001年にゲームが登場して以来、ずっと稼働し続けています。
約4年前の2017年に「Phoenix」が立ち上げられたとき、このサーバーは一部のプレイヤーが「やっちまった」と主張したゲームの大規模な拡張前のルーツに立ち返った、DAoCの新鮮な新しい試みとして歓迎されました。このサーバーは公式のクラシックサーバーが終了した時期に開設されたため、拡張前のクラシックなルールセットで遊びたいプレイヤーには「Phoenix」しか遊ぶ方法がなくなっていました。