来年1月1~11日には、女性社員31人が宗像大社に出向し、巫女(みこ)を務める。大社が巫女の確保に苦労していると聞き、グランドスタッフなどとして高い接客技術を持つ人材の派遣を提案。コロナ禍で例年より多くの巫女が必要な大社と短期出向契約を結んだ。JALグループは大社から「奉仕料」を受け取る。
巫女の研修は今月21日から大社で始まり、初日は17人が参加。神職、本職の巫女から独特の言葉遣いや所作、100種類を超えるお守りやお札、縁起物について教わった。国内線グランドスタッフの女性(24)は「楽しみも不安もある。ミスをしないように、しっかりご奉仕できれば」と笑顔で語った。