Massivelyで長期間「連載記事:EverQuesting」を読んでくれている人なら、EverQuestシリーズの新年の期待と予測に関する記事が今年はなかったことに気付いているかもしれません。なぜなら、ここ数年何もないからです。これまでにやったことと言えば、2016年 ―― EverQuest Nextが消滅し、Landmarkが死亡しました。Daybreakはコミュニケーションやコミュニティとの対話にも失敗しています。2016年には「まぁそれでもなんとかなるだろ」と楽観主義に思っていましたが、2017年、2018年には「さすがにやばいんじゃない?」という雰囲気に風向きが変わってきています。新年だから誰もネガティブなことは言いたくないのにね。
Daybreakにいつまたチャンスがやって来るのか誰にもわからない状況です。EverQuestとEverQuest IIのファン(信者)には永続型の課金を提供したにも関わらず、筆者はこのスタジオが今年消滅しないと保証できません。なぜか? あまりにも多いサービス終了、あまりにも多い疑わしい異動、あまりにも多いリストラがあったからです。熱烈なファンでさえ、自信を失いかけています。
ただし、このスタジオが消滅するとも言い切れません。どっちに転んでもおかしくない、が正解だろうと思います。新年も始まったばかりですし、Daybreakがこれまでのように大混乱していたとしても、EQ/EQIIが好きなプレイヤーはまだ大勢いるので、乗りかかった船は動き続けるでしょう。今プレイヤーにとって必要なことは、開発チームが同じようにこのゲームを好きなことを見せることです。