『EverQuest』は、『H1Z1』や『Planetside』などでも知られるSony Online Entertainment(現: Daybreak Games Company)が、1999年3月に世に送り出したファンタジーMMORPG。『Ultima Online』などと並び、MMOの歴史に多大な影響を与えた伝説的作品であり、そのDNAは『World of Warcraft』や『ファイナルファンタジー14』といった現在人気の作品へと受け継がれています。
『EverQuest』は、長年を経て内容が刷新され、Free-to-Playモデルに移行して現在もサービスが続いていますが、バニラや初期拡張リリース時代は、現在の一般的なMMOに比べ、到底考えられないレベルの難易度と理不尽さ、さらには麻薬のような中毒性を兼ねそろえた作品だったのです。本稿では、初期『EverQuest』いかに過酷だったかを、実際に体験してきた筆者がご紹介したいと思います。