この突然の出来事は1ヶ月ほど前のことなので、この件に関するレポートは遅くなってしまいました。EverQuest IIの生産をほぼ10年間に渡って担当してきたEmily "Domino" Taylorさんは、Daybreak Gamesを退職し、母国のカナダに帰国するそうです。John Smedleyさんは、Emilyさんが予定していた発表に先立って、ツィッターでこのニュースを漏らしていました。ツィッターでDominoさんをフォローしていた人なら、Dominoさんが2015年12月/2016年1月に有効な就労ビザを取得しているにもかかわらず、米国税関によってカナダで1ヶ月も立ち往生させられたことを知っていると思います。その信じられないほどの不便さを体験し、いまの大統領(トランプ)の移民政策を見て、帰国する決断に至ったことは、あながちでたらめとも言えないようです。
Dominoさんは、2008年にEQ2の生産担当になってから、ほぼすべての拡張パックの生産コンテンツを制作しています。2012年、米国のテレビ局とタイアップしたMMOゲーム(Defiance)のリリースをヘルプするため、Trionで働いていたこともありました。履歴書に1つ以上のゲームが書かれていることは、必ずプラスになるからです。その後、SOEに復職し、プレイヤーが楽しめる面白いコンテンツを追加し続けました。EQ2の生産に数え切れないほどの品質をもたらし、生産にもエピッククエストを導入し、EQ2における生産の価値を全体的に高めてくれました。
MassivelyOPでは、MJ GuthrieさんがDominoさんとのインタビューを掲載しています。こちらがリンクです。
MassivelyOP – 連載エバークエスティング:DaybreakとEverQuest IIに与えたDomino効果とは
ちょっと横道ですが、面白い写真をいくつか載せておきます…。