今日、Turbineは「Lord of the Rings Online(LOTRO)」と「Dungeons & Dragons Online(DDO)」をマサチューセッツ州ボストンに本社を置くStanding Stone Gamesに売却することを発表しました。発表の一部として、この2つの基本プレイ無料のMMORPGがDaybreak Gamesの販売/運営になることも判明しました。この2つの製品が、Daybreakの紛らわしい名称になっている「All Access」に入るかどうかは不明です(All Accessと言いながら、含まれている製品は、EverQuest、EverQuest II、PlanetSide 2、DC Universe Onlineのみで、H1Z1、Landmarkは除外されています)。
以下は、Turbineの発表文です。
こんにちは。
今日はいくつかの重大なお知らせがあります! The Lord of the Rings Online(LOTRO)とDungeons & Dragons Online(DDO)を担当していた開発チームは、Turbineから新たに設立されたインディースゲームスタジオであるStanding Stone Gamesに移籍しました。また、Daybreak Gamesと提携し、グローバルな運営サービスを提供する予定です。Daybreak Gamesは、MMOの開発や運営に長年携わってきた歴史を持ち、その専門知識に大満足しています。
この発表がどんなことを意味しているか、今日はそのことについてお話ししたいと思います。
(中略)何年もの間、DDOとLOTROの開発に取り組んできたスタッフは、新たに独立したスタジオであるStanding Stone Gamesとしてエキサイティングな冒険に乗り出しています。このチームは2つのゲームの開発を担当しており、引き続き、これらのゲームの開発を継続できることにハッピーです。これは2つのゲームを開発しながら、自分たちの夢を実現するチャンスと思っています。つまり、これは大きな栄誉であり、これからもこの2つのゲームが成長し、向上し続けるということです。開発チームは、奥深いゲームを作り続けることが大好きで、将来にもたらされるものを早くお見せしたくて待ちきれません。
再出発にあたって多くのエキサイティングなことが起きていますが、できるだけ中断することなくゲームを楽しめるようにするつもりです。開発は順調に進んでいて、すでに発表している計画は、将来の見通しにしっかりと反映されています。Standing Stone Gamesは新しいスタジオですが、ここにいるスタッフはこのゲームの開発を続けてきた人たちです。
開発チームの成功は、プレイヤーのみなさんのサポートのおかげです。これから前に進んでいくにつれて、それはこれまで以上に大切です。新しいスタジオの究極の目標は、プレイヤーのみなさんに素晴らしい体験をもたらし続けることです。スタッフ一同、未来にわくわくしています。この新しい旅でぜひみなさんをお待ちしています。
すごいゲーム、壮大な冒険、友達との思い出に残る時間の始まりです!
「よくある質問と回答」もあります。
LOTRO、およびDDOの販売/運営としてのDaybreak Games Companyの役割は、既存のDaybreak Gamesの製品には影響しません。
方針転換?
12月、The Ancient Gaming Noobによると、Russell Shanksさんの個人的な理由による10月の退職、そしてColumbus Novaのベテランであり、Daybreak Gamesの副社長を務めていたJi Hamさんの社長昇格など、Wikipediaの記事が編集されていることを発見しました。筆者は、LinkedInのページから社長交代のネタをつかんでいましたが、裏をとってからShanksさん辞任のニュースを投稿したほうがよいと考えていました。
2015年7月、Ji HamさんはJohn Smedleyさんの社長交代の一環として、Daybreak Gamesの副社長に任命されました。Russell Shanksさんは15年以上にわたって、Smedleyさんの「右腕の男」であったため、SOE売却がこの会社にとって身売りの大改革につながる気配はありませんでした。でも今は、Jiさんの指揮によって、あらゆる種類の査定から免除されていた部署が転換点になるかもしれない気配があります。