Daybreak、Standing Stone Games、Piranha Gamesの親会社で、事実上Daybreakが牽引していると言っても過言ではないEnad Global 7(通称EG7)は、2023年の前半で非常に良い四半期を迎えました。
同社によると、第1四半期の売上高は約7憶円に急増し、Innovaの売却を除けば、2022年第1四半期に比べ43%急増しました。この収益の大部分は、筆者の子供たちを丸一日夢中にさせたBig Blue BubbleのMy Singing Monstersのおかげです。また、EG7によると、Piranhaの「Mechwarrior」のフランチャイズである「MechWarrior 5」の最新ダウンロードコンテンツのおかげで、「過去最高の四半期」を達成したとのことです。
しかし、もちろん、ここで気になるのはMMORPGの方で、Daybreakはこれまで通りかなり好調です。EG7は、「Daybreakの安定したビジネスであるゲーム運営は、引き続き成果を上げています。」と述べています。Daybreak(とSSG)は、第1四半期に同社のゲーム関連収益の42%(約2億円)をもたらしました。2022年第1四半期と比較すると、Daybreak単体では約5%減少しています。
ゲーム分野では、Daybreak社の「EverQuest」が24周年を迎えたこと、「DC Universe Online」が12周年を迎えたことが特筆すべき点です。「来年はエバークエストが四半世紀を迎え、エバークエスト2が20歳になるという大きな節目となります。」とのことです。PlanetSide 2も今週で20歳になりますが、なぜか言及されていません。Lord of the Rings Onlineは、フランチャイズへの言及どころか報告書の中でも明示的に言及されていませんが、もちろん、今年の後半には拡張パックも期待されています。
Daybreakは歴史的にNet Revenueと並んで収益に最も貢献してきましたが、My Singing Monstersの業績が上昇したことにより、今四半期のDaybreakの業績はBig Blue Bubbleに次いで2位となりました。
(売上5%減少、2位に後退した)Daybreakを好調と捉えるのは謎ですが、今回はそんな感じです。