これは、「クナーク・アセンディング(KA)生産プレビュー」の一部です。大切なお断りが書かれているので、そちらの記事も必ず読んでください。
この記事は2つのセクションがあります。最初のセクションでは、新機能「ワードローブ(衣装だんす)」の動作方法の説明です。2つ目のセクションでは、この機能について「言っておきたいこと」を書いています。
動作方法
拡張パックが当たると、キャラクターウィンドウに新しい「Wardrobe」タブが追加されます(デフォルトのUIか、拡張パックの変更を反映したカスタムUIを使っていれば)。そこには、全部で11種類の見た目スロット用のストレージ(金庫)があります。ストレージ(金庫)の大きさは、自分が購入している拡張パックのバージョンによって異なります。スタンダードエディションでは6スロット、コレクターズエディションでは12スロット、プレミアムエディションでは16スロットです(画像はコレクターズエディション)。それらのスロットは、スタンダードエディションでは「最大で」66スロット、プレミアムエディションでは「最大で」176スロットまで増やせます。
詳細がわかるまでアイテムを追加したくないと思うので、アイテムを追加する方法を掲載する前に、いくつかの詳細を書いておきます。
- ワードローブに追加したアイテムの実体は破壊され、そのアイテムの見た目「だけ」がストレージ(金庫)に残ります。つまり、ステータス用として実際に使うかもしれないアイテムをこのタブに置いてはいけません(生産するときの装備、採取するときのクローク、など)。
- 特定のスロットで空きのストレージ(金庫)をすべて使い果たすと、別のアイテムを置くには、埋まっているスロットから1つのアイテムを取り除く必要があります。つまり、取り除いたアイテムの見た目は消滅します。金庫にどんどんアイテムを放り込んでいくタイプの人は、慎重な選択が必要です。
- ワードローブに置かれているアイテムは、キャラの見た目スロット、見た目セット、全種類のマネキン(ハウスマネキン、ギルドユニフォームマネキン、ハウス芸人)に使えます。
- 最初のポイントで、「元の」アイテムの見た目について説明しましたが、アイテムにリフォージで追加したエッセンスのパーシャルエフェクトは反映されません。
ワードローブにアイテムを追加するには、アイテムを保管するコンテナを開いて、「Wardrobe」タブをクリックし、適切なスロットにアイテムをドラッグするか、「Add to Wardrobe」と書かれた場所にアイテムをドロップします。「ワードローブにアイテムを置くと、そのアイテムの実体は破壊されますが、よろしいですか?」という確認ボックスが表示されます(アドーンメントつきのアイテムの場合、アドーンメントをキープしておけるようにあらかじめ外しておいてください)。
ワードローブに追加したアイテムを使うには、(見た目スロットやマネキンのカスタマイズウィンドウで)スロットをクリックします。すると、ワードローブのスロットに保管している全アイテムが表示されるはずです。
どのスロットがノーマルのアイテム(実体あり)で埋まっているのか、どのスロットがワードローブのアイテム(実体なし)で埋まっているのかは、ぱっと見てわかるようになっています。見た目用に装備されているワードローブのアイテムは、アイコンの右下に青いドットが表示されます(下の画像の胴体、前腕のように)。
以上がベータで判明しているこの機能の基本です。
言っておきたいこと
ワードローブにアイテムをいれると、アイテムの実体が破壊されるのはなぜでしょうか? 実際の「理由」については聞いていませんが、少なくともその理由について推測はできます。一部のプレイヤーにものすごい「詰め込み魔」の人がいます。ありとあらゆるアイテムをかばんや銀行に放り込んで、コンテナの最大サイズまで使い切らないと気が済まない…、という人です。それは、キャラクターに結びついているデータを肥大化させます。そしてもちろん、サーバーの負荷(読み込みの遅延)を生じます。キャラにストレージ(金庫)を追加するときは、いつもキャラクターデータに結びつけられるデータ量を慎重に考慮しなければなりません。ワードローブにアイテムを保管できてしまうと、新しいフリースロットとして、66スロットから178スロットの「荷物」でキャラが埋まってしまうのは明白です。アイテムからステータス、アドーンメント、エフェクト、タグをすべて取り除き、アイテムのベースの見た目だけを保管することで、多少はキャラの読み込みの負荷を抑えることができます。ワードローブを銀行のように使って欲しくない、けれども見た目を保管できる銀行のような場所を作りたい、この仕様の背景には、まずその目的があったように思います。