昨年夏、かつて栄光を極めたMMORPG会社のDaybreak Gamesは、Darkpaw Games、Rogue Planet Games、Golden Age Studiosという複数の名称を商標登録し、さらに昨年末、新たにDaybreak Game Studiosを商標登録したため、「Daybreakに何か起きるのでは?」といううわさで持ち切りになりました。プレイヤーは「会社が分割されるかもね」と予想していましたが、この分割については2019年10月のリストラ後、「会社を製品シリーズごとのチーム別に再編する」と公式に発表されていました。
そして今日、 PlanetSide、EverQuest、DC Universe Onlineの各開発チームが新しいスタジオ名を発表し、「再編」の第1弾が実施されました。まだDaybreakがそれぞれのチームを所有しているようで、「それぞれが独立した製品として運営されるDaybreak内のビジネスユニット(スタジオ)」と発表されています。
Rogue Planet Gamesの代表Andy Sitesさんは、公式サイトでプレイヤー向けにメッセージを公開し、PlanetSide 2、および(仮で)PlanetSide 3の開発チームが正式にRogue Planet Gamesへ移行されたことを発表しました(PlanetSide Arenaはすでに開発中止が決定しています)。
DCUOのコミュニティレターでは、新しいスタジオ名は(予想されていた)Golden Age Studiosではなく、Dimensional Inkになるとのことです。このスタジオの代表Jack Emmertさんは、「このスタジオではDCUOだけではなく新しいゲームにも取り組んでいる」と発表しました。「次世代MMORPG」「アクション型MMORPG」「"敵をクリックして後は祈るだけ"の昔ながらのMMORPGではない」とのことです。
最後に、Holly Longdaleさんは新しいDarkpaw Gamesを率いて、EverQuestシリーズ全体の開発と運営を続けていくとのことです。「現状、アカウントや課金(メンバーシップ)については変更はありません」とプレイヤーに補足しています。
「Z1 Battle Royale」やH1Z1シリーズ、NantWorksと共同開発中の「EverQuest スマホ版」がどうなっているのかは発表はありませんでした。また、Standing Stone Gamesとの提携についても言及はありませんでした。現状、DaybreakはStanding Stoneのいくつかのゲームを運営していますが、これについても「Standing Stoneを買収するのではないか?」とのうわさが多数あります。