Massivelyでは、毎年初めにDaybreakの記事を掲載することは少し哀愁が漂う伝統になりつつあります。旧Massivelyから新Massivelyに移行したのが2015年ですし、SOEがDaybreakに変身して多数のゲーム(今ではほぼ20タイトル)をサービス終了し、大量のリストラを実施したのも2015年だったことにも起因しているかもしれません。当時、筆者たちはそれが繰り返されるとは思ってもみませんでしたが、残念ながらDaybreakの低迷(奮闘)はそれから5年経ってもまだ続いています。かつてはMMORPGが盛り上がっていたこともあって、4年連続でベストスタジオを受賞した開発元でもあったのですが。
- 2015年:もっともやヴぁい製品には「Dragon’s Prophet」が選ばれました。その年の後半にサービス終了になりました。
- 2017年:この年は「PlanetSide 2」が選ばれました。幸運にもまだ続いています。
- 2018年:「H1Z1:Just Survive」が選ばれました。皆さん、ご存じの通りです。
- 2019年:「(未発表の)EverQuest」が選ばれました。ただし、"上記の選択肢がすべて外れた"場合のみです。現時点ではDaybreakがたまに予告をしているので、まだ続いていると思います。
ということで、今年の「もっともやヴぁい製品」はどれでしょうか? Columbus Novaのことは忘れてください。昨年だけでDaybreakは複数回のリストラ、サービスの終了、プロジェクトの中止に苦しみました。発売がずーっと延期になっていた「PlanetSide Arena」はすでに終了予定ですし、「会社再編」のために制作スタジオを分割(分社化)することも認めています。一番やヴぁいのはDaybreakだったりして?