うーん、筆者は予想していなかったことでもあるし、それは認めます。この件についてどう考えるべきかもよくわかりません。今日、Daybreakは「これからずーっと有料メンバーになれる」というライフタイム制の課金を発表しました。この発表に対する筆者の最初の反応は「まじで?!」でした。そしてすぐに思いました。これが10年、せめて5年早く発表されていたら飛びついたのになぁ、と。2年前だとしても申し込みしていたかもしれません。でも今はどうか? このスタジオから出てくる最新のニュースの気配では、筆者は深刻な疑問を抱いています。現状、Daybreakに対する信頼は過去最低水準です。長年のAll Access契約を解約することさえ検討し始めたところでした。
とはいえ、課金は続けています。EverQuest IIをプレイしているし、DC Universe Onlineにも手を出しました。子供の人生の半分以上を課金してきました。そのように考えると、30,000円はそれほど不合理な金額には聞こえません。何年も何年もずっと課金したわけだし。でも、今後もずっとそうなのだろうか? それが大きな問題です。すぐに数字を計算してみると、元を取るにはゲームが少なくとも20ヶ月以上続かなければならないことがわかりました。ちょっと待てよ? ゲームの賭けにしてはそれほど長くはない ―― しかし、Daybreakはそれをやってのけることが出来るだろうか? そうです、そこがアヤシイんです。
これは危険な動きに見えます。(新しいタイトルがAll Accessに追加されると仮定しても)Daybreakが自社製品など手の内を見せる前にうまくやるのは賢いやり方かもしれません。実際、現金の流入は自社製品の拡大を後押しする可能性があります。あるいは、すべてが崩壊(倒産)してしまう前に現金を獲得する最後のチャンスなのかもしれません。つまり、大きな賭けは「ライフタイム(ずーっと)とはいつまでなのか?」に尽きます。